加齢とともに気になってくるのが目元。皮膚が薄く、乾燥にも影響を受けやすい目元は、日頃のケアがとても重要になってきます。目元のしわは見た目の年齢を大幅に引き上げてしまうため、早めの対処が必要です。
しわやしみ、たるみは、いつまでも美しくありたいと願う女性の大敵です。特に目元は年齢とともにハリが失われていきます。まずは目元のしわの原因についてご説明します。
洗顔のときなどに力任せにごしごし目元をこすってしまうと、摩擦が刺激となり乾燥の原因になります。また、目元は皮膚が薄く乾燥しやすい部位であり、小じわになりやすいといえます。
加齢とともに肌のハリが失われていくのは、真皮の中のコラーゲンを生み出す細胞が弱まり、溝を押し戻すことができずに溝が深まってしまうことが原因です。乾燥による小じわは保湿などのセルフケアで改善することができますが、加齢によるしわは元の状態に戻すことが難しく、できるだけ今の状態をキープすることが重要となります。
笑ったときや怒ったときにできる目尻や眉間、額のしわなど、表情をつくるときに出来てしまうしわを指します。上記で触れたように、年齢とともにコラーゲンの減少していき真皮の水分量も減ってしまうため、肌の形状記憶力が弱まってしまうことが原因です。
目元のしわが気になったら、まずは日頃のケアを見直してみましょう。 小じわの原因は主に乾燥です。必要以上に目元をこすったり、しっかりと保湿がされていないとしわは徐々に深く刻まれていきます。洗顔をする際はよく泡立てた洗顔料で優しく洗うように心掛け、洗顔後は美容液やアイクリームでしっかり保湿するようにしましょう。
加齢によるしわの場合、健康食品やサプリメントでヒアルロン酸やコラーゲンを補給しても、皮膚へ到達する前に身体の中に吸収されてしまうため、しわの改善までは期待できません。 乾燥に効果的な重要成分は、「セラミド」「ヒアルロン酸」「アミノ酸」の3つです。これらの保湿性の高い成分に加えて、コラーゲン生成を促す作用がある、ビタミンC誘導体やナイアシン配合の化粧品を使用することで、加齢じわを皮膚表面からケアすることができます。
また不規則な生活や寝不足、たばこや過度なアルコール摂取も目元からハリとを奪います。規則正しい生活とバランスのよい食事を心掛けましょう。
目元のしわは早めにケアをすることで、大きく改善することが可能です。しかし、放っておくと徐々にしわは深くなり、セルフケアでは間に合わなくなってしまいます。その場合は、美容外科クリニックに相談してみましょう。 美容外科クリニックを利用したことがない方は、少しハードルが高いように感じるかと思いますが、しわの改善はプチ整形と呼ばれていて、たくさんの方が受けられている治療法です。価格も比較的受け易く設定がされおり、ダウンタイムも少なく即効性も期待できます。
目元のしわを改善するプチ整形として、「ヒアルロン酸」と「ボトックス治療」があります。 ヒアルロン酸はすでに刻まれてしまっているしわに有効で、しわの改善だけでなく、鼻やあごに高さを出したいときや、唇をふっくらさせたいときなど、様々な用途に使用されます。注入した直後から即効性があり、ダウンタイムも少ないため人気のある治療法です。
ボトックスは眉間や目尻、額など、表情筋を動かしたときにできるしわに作用します。ヒアルロン酸とは違い、3日~1週間後から効果が現れ始めます。ボトックスは筋肉の動きを徐々に弱めていくため、効果の出方には個人差があり、繰り返し治療を行うことによって持続期間も長くなっていきます。
いかがでしたか?
目元は年齢が出やすい部位ではありますが、早めにケアをすることで大きく改善することができます。また、深く刻まれてしまったしわであれば、ヒアルロン酸やボトックスを上手に利用することで、しわのないハリのある目元を取り戻すことが可能です。是非、目元のしわを改善して、年齢を感じさせない美魔女を目指しましょう。