二重整形には興味があるけれど、旦那さんや彼氏に美容整形をしたことがバレたくない!職場や友人にも内緒にしたい・・・そう思われて、二重まぶたの手術を躊躇されている方がたくさんいらっしゃいます。
二重まぶたの手術はその方の目元の状態によっていくつか種類があり、手術方法や手術後の経過にも違いがあります。今回は完成までの経過とそのカバー方法に重点を置き、ご説明します。
二重まぶたの手術は、大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類です。
埋没法は、心臓外科の手術にも使用されるポリプロピレンという細い糸で、上まぶたの皮膚を左右1点~3点縫うことで二重のラインをつくります。こちらはプチ整形と呼ばれていて、手術時間も10分~15分と短く、痛みやまぶたへの負担も少ないため、若い方から幅広い年齢層に非常に人気がある手術方法です。
また万が一、理想の目元ではなかった場合、糸をお取りすることで元の目元に戻すことが可能です。
切開法は、その名の通り二重のラインに沿って切開し、縫合した部分を利用して二重まぶたを形成します。目元の状態によって脂肪を取ったり、たるみを一緒にお取りすることで、すっきりした目元をつくることができます。
埋没法と違い、5日~1週間ほど目元に黒色の糸がつきますので、まとまったお休みが取れるときをおすすめします。
どちらも日帰りの手術となり、手術中は麻酔をしっかりかけて施術を行いますし、術後も念のために痛み止めが処方されますのでご心配いりません。
埋没法も切開法も手術ですので、腫れやむくみ、赤みなどのダウンタイムがあります。術後の泣き腫らしたような腫れは局所麻酔の水分によるもので、当日翌日がピークとなり、3日~1週間かけて徐々に引いていきます。
切開法の場合は、切開した二重のラインに沿って黒色の糸が付いた状態になりますので、フチのある眼鏡やサングラスでカバーしてご帰宅ください。
埋没法も切開法も、術後すぐに完成というわけにはいきません。また、それぞれ完成までの経過や期間が異なりますのでご注意ください。
埋没法は、当日翌日が腫れのピークとなり、3日~1週間かけて徐々に引いていきます。医師は腫れが引く状態をイメージして手術をしていますので、術後の二重の幅が広く見えることが多く、鏡を見てびっくりされるかもしれません。
腫れやむくみが引くと同時に二重の幅も狭まっていき、1ヵ月~3ヵ月ほどで、糸がまぶたに埋没され、希望の二重のラインに落ち着きます。
切開法は、術後の腫れやむくみよりも、切開した部位を縫合した糸を気にされる方が多いようです。目元に付いた糸は抜糸の際に糸を見つけやすくするために、黒色を使用している場合がほとんどです。
この黒色の糸は最低でも5日間は目元についた状態になりますので、お仕事のお休みや大事なご予定は避けていただいたほうが安心です。
抜糸をした後は二重のラインに沿って赤みが出ますが、こちらは傷口の治りとともに目立たなくなり、最終的には白い一本線になります。
大体の方は1ヵ月ほどで状態は落ち着きますが、内部の組織が安定するまでは3ヵ月ほどかかります。
全く一重まぶたの方がある日突然二重まぶたになったら、多少の違和感は感じますよね。特に旦那さんや彼氏に二重整形をしたことをバレたくないと思われる方は多いようです。では、他人にバレないように手術をするにはどうしたらよいのでしょうか?
まずは二重まぶたの状態をインプットしてもらいましょう。メイク感覚で二重まぶたになれると人気のアイプチやメザイクは、ドラックストアで1000円前後で購入することができます。
アイプチやメザイクを使って二重まぶたをつくることで、ご自身の理想の二重のラインもイメージできますし、実際にご手術をされても事前に印象付けができているので、違和感を軽減することができます。
次はお休みやスケジュールの調整についてです。埋没法は土日を利用されてご手術を受けられる方も多いですが、切開法の場合は最低でも5日間は目元に黒色の糸が付きますのでまとまったお休みが必要です。
埋没法は術後48時間後から、切開法は抜糸の2日後からアイメイクが可能となりますので、濃い目のアイシャドウや太めのアイライナーを引いてカバーすることができます。それでもご不安な方は更に伊達眼鏡を利用されてもよいかと思います。
しかしご家族と同居をしている場合、1週間全く顔を合わせないというのは不可能に近いと思います。その場合は長期でご旅行に行かれるとお話しして、抜糸までホテルなどに滞在するという方法もありますが、抜糸後も傷口の赤みや二重のラインが落ち着くまで時間がかかりますので、ご手術前にお話しをしておくほうがよいかもしれません。