二重のプチ整形のメリット・デメリット

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二重のプチ整形のメリット・デメリット

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美人の条件のひとつとしても挙げられる、華やかで大きな目元。二重まぶたであることで更にその魅力は引き立ち、同姓から見ても憧れますよね。美容整形を検討される方の中でも目元の手術を希望される方が一番多く、その中でも比較的ダウンタイムの少ない「埋没法」は、若い方から幅広い年齢層の方に人気があります。

しかし、埋没法にも少なからずデメリットが存在します。手術方法やメリット・デメリット、注意事項をしっかり理解した上で手術に臨みましょう。

二重のプチ整形とは?

埋没法がプチ整形と呼ばれる由来は、その手軽さからと言えます。手術時間は10分~15分程度と短く、医療用の糸で上まぶたを左右1~3点お留めすることで二重のラインをつくります。よってまぶたに傷をつけることがありません。

万が一、希望の二重のラインにならなかった場合は、上まぶたでお留めてした糸をお取りすることによって、元の状態に戻すことも可能です。

また、手術後は泣きはらしたような腫れが出ますが、ダウンタイムも比較的短いため、土日などのお休みを利用し、その後はアイメイクでカバーすることができます。

埋没法のメリット

埋没法の最大のメリットは、アイプチやメザイクと違い、一度手術をしてしまえば二重のラインが継続的に定着することです。また、手術費用も年々、いくつもの美容外科クリニックが開院することで価格が下がり、若い年齢の方でも施術を受けやすくなりました。

メイク感覚で二重まぶたになれるアイプチやメザイクは、ドラックストアで1000円前後で購入することができますが、毎日続けるとなると費用もかさみ、時間や労力もかかります。また、埋没法は糸が完全に埋没されてしまえば、もともと二重の方と変わらないくらい、ナチュラルな二重まぶたを手に入れることができます。

埋没法のデメリット

埋没法はプチ整形といってもあくまで美容整形のひとつです。手術後は泣きはらしたような腫れが出ますので、少なくとも2~3日のお休みが必要となります。

腫れやむくみは1週間かけて徐々に引いていき、術後は幅広く見える二重のラインも狭まっていきますが、48時間後からアイメイクが可能となりますので、濃い目のアイシャドウや太めのアイラインを引いてカバーしてください。術後は腫れやむくみでどうしても二重の幅が広く見えてしまうため、抜糸をして元に戻したいと考えられる方がいらっしゃいます。

腫れの引き方には個人差がありますし、内部の組織が安定するまでには1ヵ月~3ヵ月はかかりますので、早い段階で判断されるのはおすすめしません。

埋没法の注意事項を確認しよう

埋没法の手術を受ける場合には、事前に医師の診察とカウンセリングが必要となります。診察では実際に目元の状態を拝見し、どのような手術が適しているかどうかを判断します。

この時に、一重の引きが強い方や上まぶたの脂肪が多く腫れぼったい方、弛みがある方などは埋没法が不適となり、切開法をすすめられる場合があります。その場合は、5日~1週間ほど目元に黒色の糸が付きますので、まとまったお休みが必要です。スケジュールに余裕を持って手術の日取りを決めましょう。

手術後に考えられるリスクとその解決法

埋没法は一時的なものだと考えていらっしゃる方も多いようですが、糸がまぶたに完全に埋没されてしまえば、半永久的に二重まぶたでいることが可能です。

しかし、加齢で弛みが出てくると二重のラインは不安定になり、幅が狭くなったり糸が取れて元の状態に戻ってしまうことがあります。一重の引きが強い方や、上まぶたに脂肪が多い方も同様です。

また、身体が糸を異物と判断した場合、埋没されず上まぶたにしこりのような膨らみが残ってします場合があります。半年以上そのような状態が続く場合は、一度糸をお取りして留め直す必要があります。

その他にも、本来は上まぶたの皮膚表面上にくるはずの糸の結び目がまぶたの裏側に露出してしまい、眼球に傷をつけてしまうといったことが考えられますので、眼球に刺ささるような痛みを感じたら、すぐにかかりつけの医師の診察を受けてください。

まとめ

いかがでしたか?安価でメイク感覚に二重まぶたになれる、アイプチやメザイクは人気がありますが、毎日続けることで痒みかぶれといった皮膚トラブルや、弛みの原因になることがわかっています。時間や労力、費用の面を考えてもポイントが高く、ナチュラルな二重まぶたになれる埋没法。医師の診察とカウンセリングを受け、メリットやデメリットをしっかりと理解した上で、理想の目元を手に入れてくださいね。

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