誰でも手軽にメイク感覚で二重まぶたになれる、アイプチやメザイク。ドラックストアなどで安価に手に入ることも魅力のようです。しかし、初心者には自分の理想とする二重のラインをつくることが難しく、毎日のことになると面倒に感じてしまうという方もいらっしゃいます。
また、長年アイプチを使用する労力や時間、金銭面を考えると、二重整形をしたほうが早い!と考えられる方も増えてきています。今回はアイプチ・メザイクと二重整形の仕組みの違いや、メリット、デメリット、仕上がりなど詳しくご説明します。
アイプチやメザイクは、お近くのドラッグストアで1000円前後で購入することができます。アイプチはノリのような接着材、メザイクはファイバー素材の糸のようなもので二重まぶたを形成します。
まずは上まぶたの皮膚の皮脂や汚れをコットンで拭き取り、清潔な状態にします。アイプチであれば、プッシャー、メザイクであればメザイクピンを使って、希望の二重の幅を決めていきます。
アイプチは二重の幅が決まったら、半目の状態で二重のラインより上の部分にアイプチを塗り、アイプチが半透明になるまで、その状態をキープしてください。アイプチが乾いたら、希望の二重のラインにプッシャーを軽く押し付け、目を開けてください。目尻や目頭の部分も二重のラインに沿って整えれば完成です。
メザイクの場合は、両端を左右に引き、ファイバー材(極細粘着繊維)を露出させた状態で、希望の二重のラインの押し付けます。目尻や目頭の部分も二重にラインに沿って指の腹をつかってなじませてください。二重のラインからはみ出たメザイクは、眉切りハサミを使って丁寧にカットしましょう。
二重まぶたをつくる手術にはいくつか種類があります。その中でも人気が高いのが、比較的簡単で、まぶたへの負担が少ない「埋没法」です。
埋没法はポリプロピレンという外科手術にも使用される細い糸で、上まぶたの皮膚を1~3点程度糸で留めることによって、二重のラインを形成します。手術時間は10分~15分程度でと短く、クリニックによっては2万円前後で施術が可能なようです。
アイプチやメザイクのメリットは、まぶたに傷を付けることなく、メイク感覚で二重まぶたになれるということです。また、慣れてしまえば自分の好みの幅を選ぶことができますし、稀に使い続けることで二重のラインが癖づいて、二重まぶたが定着する方もいらっしゃいます。
しかし、肌が敏感な方ですと赤みや痒み、腫れが出たり、長年使い続けることで瞼に負担がかかり、皮膚の弛みの原因になることがあります。また、場合によってはコツを掴むまで不自然に見えてしまうことがあるため、練習が必要です。
二重整形のメリットは、一度手術してしまえば二重のラインが定着し、術後の状態が落ち着けばもともと二重の方と変わらないくらい、ナチュラルな二重まぶたになることができます。
その方の目元の状態によって選ぶ手術方法は異なりますが、埋没法であれば、手術後の腫れやむくみが3日から1週間程度、二重のラインが完成するまでに1ヵ月を要しますので、できるだけまとまったお休みが取れるときのほうが安心です。
また、場合によっては埋没している糸が緩んでしまったり、外れてしまい元に戻ってしまうことがあります。その場合は再度糸でお留めするか、切開法をすすめられる場合があります。
上記を参考にした上で、ぱっちりした二重まぶたになるにはどちらを選択したらいいのでしょうか。それぞれメリットとデメリットはありますが、長い期間で考えると、二重整形をしたほうがまぶたへの負担が少なく、完成してしまえばよナチュラルな二重まぶたをつくることが可能といえます。
また思い切って二重整形を受けたほとんどの方が、術後の快適さにもっと早く手術をしていればよかった、と感じられるようです。しかし、二重整形はあくまで手術になりますので、手術後は腫れやむくみなどのダウンタイムがあります。
しっかりと医師の診察を受け、まとまったお休みの取れるときに手術を行い、術後はゆっくりと目を休めてあげましょう。
また、二重まぶたになりたいけれど手術は不安・・・という方であれば、アイプチやメザイクを使って二重まぶたの状態を試してみるのもよいでしょう。アイプチやメザイクで家族や友人、職場の方々に二重のイメージを印象づけ、決心がついてから手術に臨まれる方もたくさんいらっしゃいます。
女性であれば、女優さんやモデルさんのようなぱっちりとした大きな目元は憧れですよね。特に一重まぶたの方はご自身の目元にコンプレックスを持っている方も多く、中には異性と目を見て話せないという悩みを抱えられている方もいらっしゃいます。
二重まぶたになったことで、自分に自信を持てるようになったり、外見だけでなく気持ち明るくなったという話を耳にします。是非ご自身に合った方法を見つけてみてください。